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【実践!効果あり】一歳半の言葉トレーニング!話す言葉の目安は?

2021-02-19

 

よかペン
子どもの発育において、重要な言葉。個人差があると分かっていても「早い」「遅い」は気になるところですよね。

 

今回は「1歳半ってどのくらい言葉が出るものなの? 言葉の発育を早めるためのトレーニングってあるの?」という内容です。

一歳半検診でも言葉がどのくらい出るかというチェック項目があります。

そういった「基準」を見てしまうと、自分の子どもがなかなか言葉が出てこない、数が増えない、と悩んでしまうママは多いのではないでしょうか。

今回は1歳7ヶ月の息子を持つ私が実践したことを元に、1歳半のこどもの発語をうながす方法をご紹介します。

 

この記事はこんな疑問を解決

  • 一歳半ってどのくらい言葉が出るものなの?
  • 言葉の発育を早めるためのトレーニングってあるの?
  • トレーニングをすることで効果はあるの?

 

 

ポイント

結論から言うと、我が家ではトレーニングの効果がありました

息子は1歳3か月頃までなかなか言葉を発しませんでした。

このままでは1歳半検診で引っかかってしまう!と焦った私が、トレーニングを開始。主に本と映像による刺激です。その成果が出たのか、段々と着実にたくさんの言葉が出てきました。具体的に紹介していきます。

 

 

1歳半の子どもはどのくらいの言葉を話すの?目安は?

 

母子手帳にかかれている1歳半検診の項目をみると

「ママ・パパ・わんわん」のような意味のある単語がいくつか言える

と書いてあります。

言葉の発達はとても個人差が大きいと言われていますから、明確に「何語以上」という決まりはありません。

一語でも何か意味のある言葉が言えていればこの項目はクリアと言えるでしょう。

文面を見るに、理想は3〜5程度言えているとなお良いかもしれません。

 

 

発語がなかったとしても気にしなくてOK

 

ただ、繰り返しになりますが、発達には個人差があります

一歳半の時点で言葉が出なかったとしても、深く思い悩む必要はありません。

とは言っても気になりますよね……私自身、1歳3ヶ月の頃、ほかの子がママに一生懸命話しかけているのを見てとても焦りました。

だからこそトレーニングを開始し成果を得られたので、悩んでいるママにこそ見てほしいです。

 

 

 

赤ちゃんが早く話し始める言葉ランキング

 

NTTコミュニケーション化学基礎研究所が公式に調べた「赤ちゃんが早く言えることばランキング」というものがあります。

 

1位 ばあ いないいないばあ、の「ばあ」
2位 まんま ごはんのこと
3位 わんわん 犬のこと
4位 ママ お母さん
5位 パパ お父さん

 

1位の「いないいないばあ」は、「ない」「ないない」などの発語も含めての結果だそうです。

いないいないばあ・わんわんがママより上というのがちょっとびっくりですよね。

息子の発語を振り返っても、「まんま」と「ママ」の発音が似ているので、どっちのことを言っているのか、どっちが先だったか思い出せません(笑)

ちなみに6位以降は「あっ!」「はい」「バイバイ」」「あーあ」「アンパンマン」と続きます。

 

 

 

実際1歳半の時どのくらい話した?

 

息子が1歳半の時に話した言葉は

  • 人物……ママ・パパ・先生・自分のあだ名
  • 動物……わんわん・にゃあにゃ・がおー(ライオン)・ぱおん(ゾウ)・ぶうぶう(ぶた)
  • のりもの……ぶーぶー(車かバス)・でしゃ(電車)・カンカン(踏切)
  • 色……あか・あお
  • 行動……ないない(片付け)・バイバイ・タッチ・ねんね・あーん・くっく(靴を履く)
  • 食事……まんま・おちゃ・ちゅるちゅる(うどん)・ミ(ミルク)・パン
  • キャラクター……ワンワン・アパ(アンパンマン)

一例としてこのような単語を話しました。

 

 

 

どんな感じで発語が増えた?

 

三か月前までほとんど意味をなさない「ま」「あ」「ぱ」あたりしか言えなかったのに、どんどん覚えました。

実感としてはひとつ出てきたら、どんどん出てくるという感じでした。

ママとパパを除いて、最初に出てきたのは「はっぱ」でした。保育園の行き帰り、木や植物を指差して「はっぱ」と連呼するようになりました。

その次が「ワンワン」。これは実際の犬ではなく、いないいないばあっ!という教育テレビでやっている番組のキャラクターのことです。

ワンワンが言えるようになったあたりから、急に絵本の読み聞かせの途中「あか」とか「ぱおん」とか、描いてあるものを言うようになったのです。

 

 

 

言えないけど理解できることばも増えた

 

自分では言えないけれど、意味はわかる単語も増えました

たとえば「お風呂はいろう」とか「保育園にいこう」など声掛けすると、自分の着替えを持ってきたり靴を用意するようになりました。

自分自身の名前は言えませんが、フルネームで呼ぶと行儀よく「はい」と手を挙げるのが面白いです(笑)

このように、言ったら行動してくれるようになり、言えなくても単語の意味は理解しているんだなと感じる場面が増えました。

 

 

 

効果を実感!発語をうながすトレーニング3選

 

私自身が試して効果を実感したトレーニング方法を3つご紹介します。

そのうち2つは本を使った方法になります。

 

 

トレーニング①「あかちゃんごおしゃべりえほん」読み聞かせ

 

かしわらあきおさんが書いている「あかちゃんごおしゃべりえほん」という絵本があります。

こちらの絵本は、ことばのトレーニングに特化した絵本です。タイトルにも「頭のいい子を育てる」と入っています。

 

あかちゃんごおしゃべりえほん

あかちゃんごおしゃべりえほん(息子の落書きあり)

 

このように挿絵と単語が描かれているのですが、載っている言葉はさきほどご紹介した「赤ちゃんがはやく言えることばランキング」の100位以内から厳選されています。

ランキングに入る=赤ちゃんが言いやすい、覚えやすい言葉ですから、ここから発語をうながしていくのはとても効率的だと思います。

紙質は絵本としては薄めですが、そのぶんページ数が多いです。

 

 

実際に使ってみた感想・効果の実感

 

私自身この絵本を繰り返し読み聞かせました。

正直に言うと、買った当初は息子は全く興味を示しませんでした。さらにページ数も多いので、途中で飽きてどっかに行ってしまうことが続きました。

失敗したかなと思いつつ、たまに数ページずつ読み聞かせを続けると……ある時から、息子がイラストを指差して「わんわん」と言うようになりました。

その後、わんわんだけでなく、バイバイやタッチなどいろんな単語が出てくるようになりました。本当に、ひとつ覚えるとドンドンという印象でした。

話せるのが嬉しいのか、今では積極的に本棚からこの本を持ってきます。

 


頭のいい子を育てるプチ あかちゃんごおしゃべりえほん

 

 

トレーニング②「1さいだもん」を使って一緒にあそぶ

 

学研から出ている「◯さいだもん」シリーズの1歳バージョンです。

キャッチフレーズに1さいちゃんの「大好き」がいっぱいとある通り、この本には1歳児が興味を持つ動物や乗り物、食べものが描かれています。

他の絵本と違うところは

  • 複数の作家さんが集まったアンソロジー形式
  • イラストと写真(実写)が両方ある
  • A4サイズと大判

このような点です。

↑このようにイラストと写真が両方乗っています。

 

 

実際に使ってみた感想・効果の実感

 

1歳児がどんなものを好むのか傾向を調べてまとめられた本だと思うので、とにかく食いつきが良いです。1歳の誕生日に購入したのですが、1歳になりたての頃よりも言葉が少し出始めた1歳3か月以降、食いつきが良くなりました。

特にお気に入りなのが「消防車」「バス」など乗り物の写真ページ、それから色のページです。

色のページは写真のようにしかけがあって、めくることで楽しめます。

他の絵本では色の名前を教える機会がなかったので、「あか」「あお」と言った色の言葉が出てきたのは、この本のおかげであると強く言えます。


1さいだもん 新版 (ふれあい親子のほん)



 

トレーニング③「いないいないばあっ!」「おかあさんといっしょ」を一緒に見る

 

 

「いないいないばあっ!」と「おかあさんといっしょ」は、両方ともNHK教育テレビでやっている番組です。

テレビを見せると教育に良くないという考えもよく聞きますが、反対にテレビを見せたほうが言葉の発育が早かったという結果も聞きます。

名前をあげた2つの番組は、教育テレビのなかでも特に小さい子向けです。

いないいないばあっ! 0〜2歳向け
おかあさんといっしょ 2〜4歳向け

 

他に「みいつけた!」という番組も好きで、一緒に見ているのですがこちらは4〜5歳向けなので、上記に比べてお兄さん・お姉さん向けだということがわかりますね。

小さい子向けに意識して制作されているからか、1歳半の息子でも真似して踊ったり動いたりできます。

真似しやすいダンス、キャッチーな歌、カラフルな色使いで小さいお子さんも楽しんでみることが出来ると思います。

 

 

実際に見てみた感想・効果の実感

 

息子に初めてテレビを見せたのは1歳4か月の頃でした。

テレビは悪だと信じて疑わなかったので、なるべく見せないようにしようと意識していました。

しかし、なかなか言葉でないことが気になり「テレビは言葉の発達を助ける」という考えを取り入れてみることにしました。

見せ始めてすぐ「ワンワン」とキャラクター名が言えるようになりました。言葉だけでなく、ダンスを見て真似するようになったことにも驚きました。テレビ、恐るべしです(笑)

 

 

テレビを見せるにあたって気をつけていること

 

長時間見せるのはやはりあまり良くないと思っているので、我が家ではいくつか意識していることがあります。

  • どうしても手が離せない時を除いて、なるべく一緒に見る
  • 一緒に見ながらたくさん声掛けをする
  • 見る時間は朝30分、夕方1時間以内

このようにざっくりルールを決めています。

 

もちろん、厳守ではなくお互いストレスにならない範囲で無理なくやっています。具合が悪くてもうどうしようもない時は、テレビに子守を頼む時ももちろんあります(笑)

 

ポイント

言葉がでるようになったきっかけは「一緒に見ながらの声掛け」だと感じています。

ワンワンが映ったら「ワンワンだね」、車が映ったら「ぶーぶーだね」のように教えていったことで、次第に自分で発語するようになりました。ただ一緒に見るだけでなく、プラスの声掛けはとてもオススメです。



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要点のおさらい

使った絵本は「あかちゃんごおしゃべりえほん」と「1さいだもん」です。その他に一緒に教育テレビの番組を見ました。

いずれも大切なことは

一緒に楽しみながら、声掛けをするということです。

読み聞かせの時や、テレビを見ている時以外にも、散歩をしながらでも積極的に声掛けをしてみましょう。

そこで何か反応があったら(指をさす、視線を向ける)、物の名前を教えてあげると効果的です。

 



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まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

今回は「1歳半の子どもが話す言葉の目安と、発語を促すトレーニング方法」についてご紹介しました。私自身、なかなか息子が言葉を話さず悩みました。紹介したものはどれも、そんな私が実際に効果を感じたものです。同じく悩むママの参考になれば嬉しいです。

 

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