こんにちは余暇です。
東日本大震災の被災者である私がオススメしたい「赤ちゃんがいる家庭の備蓄品」をご紹介します。
子育て家庭の中でも特にお世話が大変な0歳(乳児)。いつも大変なのに、非常時はその負担が何倍にも増してしまいます。被災者目線で書いたこの記事は負担軽減に役立つかと思いますので、ぜひご参考ください!
大地震発生!買い物は1か月まともにできません
東日本大震災クラスの大地震の場合、
電気水道ガスなどのライフラインがある程度復旧するのに2週間(水道は約1か月)、スーパーやドラックストアなど生活必需品を買う店がまともに機能するまで1か月かかりました。
もちろん、道路の整備はもっと後回しになるのでAmazonや楽天などの通販を使うこともままなりません。
注意ポイント
震災が発生してから揃えるのは不可能です。必ず、前もって「いつも使うものを多めに」備蓄しておくようにしましょう。
必ず備蓄しておくべきもの
赤ちゃんがいる家庭で必ず準備しておくものは
- 調乳(ミルクを作るの)に必要なもの
- おむつやおしりふきなどの衛生用品
- 少ないお湯で効果的に沐浴するためのグッズ
大きく3つジャンルに分けられます。
調乳(ミルクを作るの)に必要なもの
- 液体ミルク
- 粉ミルク
- カセットコンロ(ガス缶)
- 飲料水
- 保温ボトル
一番のオススメは「液体ミルク」です。
災害時はしばらく電気が使えないこともありますが、液体タイプなら調乳いらずですぐに飲ませることができます。
明治ほほえみは液体ミルクの缶から直接飲むことができるアタッチメントも販売しています。こちらを使えば哺乳瓶もいらないので、洗いものを減らすこともできます。
明治 ほほえみ らくらくミルク 240ml(専用アタッチメント付き) 常温で飲める液体ミルク 【0ヵ月から】 ×6本 [0か月]
注意ポイント
お湯をいちいちカセットコンロで沸かすのは面倒ですし、無駄になりやすいので保温ポットを使うと便利です。
500mlほどのマグでもいいのですが容量が心もとないので、できれば1リットル以上あると安心です。
サーモス ステンレスポット 1L ステンレスブラック TTB-1000 SBK
おむつやおしりふきなどの衛生用品
- 紙おむつ
- おしりふき
- 防臭袋
災害時、おむつは入手が困難になります。
物流が止まってしまうと入荷まで長い時間がかかります。新生児は一日10枚使うというのも珍しくないと思います。我が家の息子は現在1歳半ですが、一日に5枚程度使っています。1ヶ月分として150枚(3パック)ほど備蓄しておくと安全かもしれませんね。
ポイント
乳児期はおむつのサイズアウトも早いですからその点は注意しましょう。ワンサイズ大きめを買い置きしておくと、無駄にならなくてオススメです。
赤ちゃん用のおしりふきは多めに備蓄しておきましょう。
赤ちゃんのケアに使うのはもちろん、水がでないときに大人が体を拭くのにも使えます。
重くてかさばるので我が家ではいつもAmazonで箱買いしています。
【おしりふき 詰替用】グーン 肌にやさしいおしりふき タップリッチ 1680枚(70枚×24個) [ケース販売] [Amazon限定ブランド]
BOSの防臭袋があるとなお心強い
災害時は長い期間、ごみの収集がとまってしまう場合があります。
夏場にうんちおむつを何週間もそのまま、なんて考えたくない事態です。
BOSの防臭袋はおむつにはもちろん、生ゴミにも使えますからとても便利です。
驚異の防臭袋 BOS (ボス) ストライプパッケージ /白色Sサイズ200枚入 赤ちゃん用 おむつ ペット うんち 生ゴミ などの処理に
少ないお湯で効果的に沐浴するためのグッズ
水道の完全復旧には1か月ほど掛かるので、少ないお湯で衛生を保つための工夫が必要です。
- 沐浴剤
- 折りたたみの洗いカゴ
沐浴剤
沐浴剤は洗浄と保湿と兼ねそなえています。
しかも洗い流さなくていいので節水にもなります。
赤ちゃんはバケツに溜めたお湯に溶かしてお風呂を、大人は沐浴剤を溶かしたお湯でタオルを絞って体をふくことで清潔が保てます。
折りたたみ洗いかご
下に排水弁がついているものが便利です。
上記の沐浴に使えます。
さらにオススメなのが、災害時の断水に備えて水を溜めておくのにも使えるという点。
折りたたみできることでスペースを取らないので、使わない時は洗濯機の間にしまっておけばOK。
私はAmazonで1300円という激安で買ったものを使用しているのですが、思いのほか丈夫でで長く使えています。おしゃれ着を手洗いするときや足湯など普段使いもできて便利です。
Hiveseen 洗い桶 折りたたみ 洗いおけ 洗いかご キッチン 水切りかご 排水プラグが付く コンパクト シリコン 取っ手付 アウトドア 用途いろいろ
あると安心なもの
必ず必要なアイテムに加えて、あるとより心強いものをご紹介します。
レトルトタイプの離乳食
離乳食がはじまっている場合、ミルクに加えて離乳食の備蓄も必要です。
あたため不要で食べることができるレトルトタイプの離乳食が売られており、とても便利です。
注意ポイント
特に食物アレルギーがある場合は、必ずその子にあった食品をご用意ください。避難所でも食物の支給はありますが、残念ながらそれぞれのアレルギーにまで配慮できないのが現実です。
電池式の明かり・電池式のおもちゃ
停電が続くことも予想されます。電気がつかないと、夜は真っ暗になり、赤ちゃんも環境の変化に怖くなってしまう可能性が考えられます。
できるだけ多くの明かりを備蓄しましょう。
あわせて、乾電池で動いたり光ったりするおもちゃは停電時にも遊べるので、赤ちゃんの気をそらすのに有効です。また、万が一電池が足りなくなった場合の備蓄としてもカウントできます。
東京都が発行する「東京防災」では
参考までに、東京都が発行している「東京防災」では、乳幼児がいる家庭では以下の備蓄を勧めています。
- スティックタイプの粉ミルク……約20本
- 離乳食……1週間分以上
- おしりふき……1パック
- おむつ……約70枚
被災者の立場から言うと、これはかなり最低限です。
被災直後はしのげても、そこから続く被災生活を考えるともっと多めの備蓄をオススメします。
ポイント
赤ちゃんは変化に敏感です。「いつもどおり」を心がけてあげたいところですが、災害時はパパもママも難しいと思います。だからこそせめていつも使っているもの・いつも食べているものを非常時にも使えるように多めに備蓄しておくといいでしょう。
また「災害時だけにに使う」と割り切らず、日頃から練習も兼ねて使ってみると、緊急時に「使い方がわからない」「使い勝手が悪い」など慌てずに済むと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんがいる家庭では、大人用の備蓄に加えて、上記赤ちゃん用の備蓄を定期的にチェックして万が一の場合に備えましょう。
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