

今回は話題の育児本”子どもが伸びる「待ち上手」な親の習慣”をご紹介します。
こんな方におすすめ
- 時間がなくて育児本を読む暇がないパパママ
- ”子どもが伸びる「待ち上手」な親の習慣”を買おうか悩んでいる
- 読む前、読んだ後に要点だけ整理したい

待ち上手な親になるための5つのステップ
誰しもいきなり待ち上手になれるわけではありません。
大事な5ステップをまず理解しておきましょう。
簡単な流れ
- 自分を整える
- ただ見る
- 我が子から学ぶ
- 伝える
- 寄り添う
特に幼児期に有効な1〜4のステップの要点を解説していきます。
1:自分を整える
子どもが最優先で、自分のことは二の次三の次になっていませんか?
子どもを待てない=寛容になれないのは、自分に余裕がないからかも。
まずは自分の生活を見直してみましょう。
子どものためより自分のため、自分の時間を朝に確保!
自分の意志で何かを決定することができるかどうかは、幸福度に直結するそうです。
〇〇したいと思ったときにできるかどうか、
ママ
好きな作家の新刊を買って読みたい
そう思ったときにそれが実行できる環境にいるかどうか、という感じです。
そこで活用したいのが「朝の時間」です。
子供と一緒に早く寝てしまって、朝早く起きて時間を活用することが推奨されています。
朝1分間、30の習慣。 ゆううつでムダな時間が減り、しあわせな時間が増えるコツ

マジックワード
「まっいっか」
理想を高く持ちすぎると自分自身が疲れてしまいます。疲れていると他人=子どもにやさしくするのは難しいもの。まずはなるべく自分を疲れさせないようにしましょう。
2:ただ見る
次のステップでは子どものことをよく観察しましょう。
その際に気をつけるポイントは以下です。
ポイント
- ひとはすぐに変われないことを理解する
- やらない権利を認める
- 小さな変化を感じ取る
意識的に「よいところ」をみる
よいところを見るようにする、といっても最初は難しいもの。
おすすめなのは「よいところだけをノートに書いていく」という方法です。
そうすると自然とよいところが目につくようになります。
親が勝手な解釈をしない
例えば「宿題ができていない」場合、
ママ
なんでできてないの!はやくやりなさい!
怒ってしまう場合も多いと思います。
しかし筆者はここでも、できていないという事実のみを受け止めましょう、といっています。
マジックワード
「どうしたの?」
観察して事実だけを受け止め、どうしても行動を促したくなったら掛ける言葉です。急かす意味ではなく「なにか困ってる?」「手伝おうか?」と支えるイメージです。
3:我が子から学ぶ

例えばこんな悩みがあるとき、
「ゲームをやめなさい!」とストレートに叱ってもほぼ効果はありません。
ポイント
- 横の関係をつくる
- (我が子の行動を)面白がる
- 自分の学んだことを伝える
どこがおもしろいのか、やってみる/調べてみる
まず子どもが楽しんでいるコンテンツについて調べてみましょう。
実際にやってみるとなおいいです。
そうすることで上下関係ではなく、横の関係をつくることができ次のような言葉かけが有効になります。
「そんなに集中できてすごいね」「でも〜私は〇〇が心配だな」
どうしてもゲームを辞めさせたいときの言い方は、褒めから入ると効きやすいです。そのうえで心配しているとスタンスで、上下の関係にならないよう声をかけましょう。
マジックワード
「もうちょっと教えて」
頭ごなしに否定されるよりも、自分が好きなものに興味を持ってくれる人の言うことのほうが聞きやすいもの。教えてと興味を示すことで横の関係をつくりましょう。
4:伝える
簡単な流れ
- 間を取る
- 問いを投げる
- 愛を伝える
ここで特に重要なのが最初の「間を取る」ことです。
余計なことを言わないでとにかく待つこと、決めつけないことが重要だといいます。
マジックワード
「私は、こう思う」
I(アイ)メッセージといって、私を主語にする話し方です。あなたは〇〇すべきだ、〇〇だと決めつけずないこと。私は〇〇だと思うんだけど、どう?〇〇してくれたら嬉しいな。と相手にバトンを渡すような話し方が好まれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。話題の書籍
”子どもが伸びる「待ち上手」な親の習慣”
における重要なポイントをまとめていきました。
この子は〇〇だからと決めつけずに、一度黙って様子を観察すること。言葉を待ってみること。
待ち、から生まれる親子の信頼関係もあることに気付かされる1冊でした。
紹介しきれなかった最後のステップ「赦す」についても、ぜひ書籍でチェックしてみてくださいね!